松下電器産業の子会社、携帯電話用電池4600万個を無償交換

携帯電話端末の世界最大手ノキア（フィンランド）は14日、松下電器産業の子会社の松下電池工業（大阪府守口市）が製造した携帯電話用リチウムイオン充電池「BL-5C」で充電中に異常発熱、膨張の恐れがあると発表しました。
ノキアは国内の16万個を含む、世界で約4600万個を対象に無償交換に応じると発表しました。

電池の交換では、ソニーが昨年約960万個の回収を発表、今回はそれを上回る過去最大規模になります。
費用は最大で数百億円規模となる模様です。

国内で充電池「BL-5C」を使用しているのは、ノキアの日本法人、ノキア・ジャパン３機種、ＮＴＴドコモ１機種、旧ボーダフォン日本法人（現ソフトバンクモバイル）3機種の計7機種。全世界では、2005年12月から06年11月に製造された充電池「BL-5C」が対象となります。